マニャーナの法則

マニャーナの法則は明日やることが基本

ビジネスに活用できるマニャーナの法則をご存知でしょうか。
その法則は、「その日に発生した仕事を次の日に処理する」ということです。
つまり、余裕をもって仕事をするということでしょう。

まずは、その日にできた仕事をまとめ、仕事を分類し、その次の日に分類した仕事をまとめて行うということです。
後回しにするというのではなく、極めて計画的に、翌日の仕事をつくるということではないでしょうか。

メールの処理で活用

たとえば、メールの処理で、この法則を活用する方法です。
メールの処理に、頭を抱える人は多いでしょう。
しかし、マニャーナの法則を活用すると、効率よく処理できます。

まずは、前の日に着信のあったメールをまとめてフォルダに入れます。
そうすると、それが処理リストになるので、処理しやすいです。
処理ができたものから順に、消去していくと、仕事がどのくらい進んだのかわかります。
残りは、見ただけでわかるので、モチベーションが上がり、効率よくメールを片付けられるでしょう。

電話の処理でも活用できる

電話のメッセージも、メールと同じように処理できます。
法則にしたがうと、電話があったからといって、緊急とは限らないということを根本にする考え方です。
とはいえ、すべてが緊急でないとは言い切れないので、内容をチェックして、今日か明日を識別することが大事でしょう。

明日でよい場合は、相手に明日ということをきちんと伝えます。
そうすることで相手も安心し、円滑な取引ができるのです。

書類の整理の際も活用したい

書類はファイリングも考えて、活用したいものです。
まずは、新しい書類を置く場所を一か所にします。
その上で、翌日処理でも大丈夫な書類のトレイ①も別に用意しましょう。

トレイ①は、当日は入れたままにして、翌日に処理します。
その日の業務終了間近になったら、トレイ①の書類を新たに作るトレイ②に、移しましょう。
そのようにすれば、翌日はトレイ②を処理すればよいのです。
そして、トレイ①は、翌日にまた新たに積み上げられるということになります。

しかし、当日中に処理が必要な書類もあるので、そのあたりのチェックは忘れずにした方が良いです。
その上での明日への持越しの仕事を決めましょう。

二等分にする方法

処理に時間がかかる仕事は、二等分にするという方法もあります。
最初に、仕事を半分にする際は、何を最初にすべきか考えましょう。
たとえば、新しい商品を導入するのであれば、第一段階は「商品の知識、理解」です。
そして、ビジネスとしての活用を考える段階に入り、商品の発注となります。

このように、マニャーナの法則を活用すると、より効率の良い仕事ができるでしょう。
日常の業務が簡素化されるかもしれません。