ムリ・ムダ・ムラの排除

「ムリ・ムダ・ムラ」は仕事停滞の主な原因

仕事が何等かの理由で、止まってしまう場合、そこにある理由について考えてみます。
そこにあるのが、「ムリ・ムダ・ムラ」です。
仕事をより効率的に進めるには、こうした原因を取り除かなければいけません。
今回は、業務改善のために、どのようにしてこうした仕事停滞の原因を取り除けばよいのか、調べてみました。

ムリを省く方法は作業軽減

ムリは作業量を軽減することが省く方法です。
人数が足りなかったり、仕事に合う人選をしていなかったりすると、そこにムリが生じます。
ムリが生じれば、業務が滞ってしまうこともあるでしょう。
こうしたことは、作業軽減などで、なくすべきです。

ムダは3つの方法で省く

ムダの方は、「ゼロにする、少なくする、変化させる」という3つの方法をとります。
たとえば、同じ作業を2回しないとか、情報が正しいかどうかの確かめを少なくする、業務のやり方を変えるという方法で、ムダを削除することが可能です。
職員同士で、いろいろと考えていけば、よりよい方法も見つかるでしょう。
ムダなことをしなくなれば、業務は円滑に進みます。

作業の仕方を皆同じにするとムラが減る

ムラも仕事を進めるうえで、大きな問題です。
ムラは、ムダやムリを合わせたマイナス部分なので、かなり深刻な問題になります。

考えられる方法は、仕事の仕方を統一することです。
つまり、人によって異なる仕事の進め方を、皆同じ方法にします。
そうすることで、仕事の処理の時間が大体同じになり、改善も統一できるので、効率の良い作業ができるでしょう。

手順と効果について

上記のことを実現する手順を、ご紹介します。
まずは、現状がどのような状況であるのか、確認しましょう。
その際は、ヒアリングや業務表などを活用します。

次に現状の問題点を挙げ、それについて追及するのです。
どの問題はなぜ、生じたかということをよく考えましょう。

そして、改善するためのポイントを考えます。
その際、困ったことをゼロにする、減らす、良い方向に変える、実際に関わった人に聞くということが大事です。
そこから、ムリやムダやムラをピックアップします。
良い方向に変えることは、この中で一番大変な課題ですが、ネットなどをうまく使うと、今までより短い時間で、仕事ができるようになるでしょう。

さらに、上記のポイントをまとめて、計画を立てます。
その時には、目標を掲げて、それに見合う改善すべきポイントを見つけ、改善することを計画に入れましょう。
そのような計画ができたら、さっそく実行します。

こうした対策の効果もご紹介します。
たとえば、FAXや電話のやりとりをなくしWeb活用したことで、今までの半分の時間で仕事が終わるようになったという企業がありました。
また、システムの同謬で、見積書のチェックが楽になり、残業がなくなったという企業もあるのです。
参考になさってください。