時短マインドの考え方

日本は働きすぎ?働き方をそろそろ考える時期

日本人はなぜこんなにも働くのか?と海外の方から聞かれたこともありますが、確かに日本人は仕事とプライベートの区別がついていないといえるのかもしれません。
もっとゆとりをもって仕事が出来ればと思いますが、ゆとりどころではなく、これから「人間の仕事が少なくなっていく」という事が考えられるのです。

人間の仕事が少なくなっていくというのは、「AIの出現」によってより現実味を帯びてきました。
AIというのはみなさんもご承知の通り、人工知能です。
想定の4倍という速度で普及が進んでいるという事がいわれており、日常生活はもとより仕事上でもAIの利用が多くなっていくのではないかといわれています。

実はこうしたことが近い未来におこるであろうと予想して、AIが大量に利用されるようになった場合に利用を考えたい最低限所得保障について議論されるようにもなっているのです。
AIが人のビジネスの中に入り込んできたら、実に7割もの仕事が奪われるのではないかとされており、アメリカなどでは20年くらい先、雇用者の50%近くの仕事がコンピューター化、つまりAI化され、人は洋なしとなるのではないか、など想像している方々も多いのです。

これから考えていきたい自分の働き方と将来

ギスギス働く時間が終わり、AIが導入されるようになれば人の雇用も少なくなる、若しくは残業などもなくなり、休日がふえる可能性もあります。
しかしお給料という面ではどうなのか?という不安感の否めません。
こうした時、現在副業をすでにされている方も多いのですが、自分が自由になる時間を使い、副業や趣味などを謳歌するという事も考えていくべきです。

AI導入で人の雇用が少なくなるかもしれないということが将来、いつどの時点で起るのかということはわかりませんが、こうした時間は自分で作る事もできる、と考えられます。
現在、副業をこなされている方の中にも、本業の残業をなるべくしないようにし、副業を行う時間を自分で作るという事を行っている方も多いのです。

こうした時間を持つことは、自分が好きな事を出来る時間にあてる事も出来、また副業で行っていることを将来、本業にしたいという願いがあれば、その鍛錬に利用する事もできるという事になります。

残業をゼロにすることが本当にできるだろうか

有意義な毎日、将来を見据えた毎日を送るために、残業はしない(できる限りしないようにする)と決めると、おのずと日中の仕事に集中でき、時間内で効率よく仕事を行う順序などを考えるようになります。

継続的によい仕事を良い状態でできる、本業も、副業また趣味なども自分が思うようにできているという生き方は、忙しく時間が全くないように見えても非常に充実していて、本人にも精神的ストレスが少ないのです。

常に緊急な事、トラブルなどが起る事を予測しておき、そのトラブルに対応するための対処について、日頃からしっかり考えておけば、問題発生時にもあわてることなく、最短の時間で対応できます。

時間がない・・・・という人は今一度、自分の仕事の仕方をよく考えてみてください。
時間がないのではなく作るのが下手という事もあります。